【子どもへの敎學】なぜ、世の中からイジメやケンカ、戦争が無くならないのか?
- 未来産業株式会社

- 7月6日
- 読了時間: 10分

普段は、メールマガジンで社会福祉法人や学校法人、株式会社の保育園、幼稚園、こども園の皆様へ経営情報をお伝えしておりますが、『子どもへの敎學』についてはオープンソース、ブログで記事を書いていきたいと思います。
人間関係でよくぶつかる。
そんなことに悩んでいる子ども、保護者がいるかもしれません。
もちろん、大人になって社会人として働いていても上司、同僚、顧客との相性はあるものです。
私たちがまず知らなければならないのは、
『一人一人顔が違うように、思考、性格が人それぞれ違う。』
ということであります。
戦後の日本の教育を考えてみると、
まるで一人一人顔を合わせろ、思考や性格を『他人に合わせろ』という人格主義から個人主義の教育方針へと変わっていきました。
また普段私たちが日常触れる情報源である『テレビ』等があります。
テレビは、広告主スポンサーや誰かにとってエコ贔屓になったり、クレームとならないよう、『誰かが上手く行った事例』より、『誰かが不幸になった事例』を中心にニュースとして報道されています。
この争いや人間関係の『和』を中心にメディアを考えると
本来、メディアの役割は『イジメがなぜ、ダメなのか?』『イジメはカッコ悪い』『困っている人を助ける』という情報発信を本気でしていけば、世の中からイジメは無くなっていくのではないでしょうか?
戦後、戦前の『教え』を學ぶことがなくなった結果として、日本では離婚、海外(個人主義的な教育)では戦争と争いが増え続けるばかりです。
しかしながら、幼少期から他人とは思考や性格が違うということがわかれば、人との争いも緩和できます。
十七条憲法の第十条に、
『違った意見を持っている人を怒ってはならない』とあります。
人はそれぞれ考え方が異なることを理解し、意見が違うからといって怒るのではなく、受け入れる姿勢を持つことが重要であるということを聖徳太子は教えてくれています。
SDGSで持続可能な開発目標が17個出ていますが、これ以上に世界にとっては、十七条憲法が必要であるように感じます。
十七条憲法ほ第十条を子どもでも分かりやすく伝えるとしたら
『自分に対しては反省して、他人に対して理解せよ』
これが運命學の智慧であり、『愛』という言葉の本当の意味であります。
そして、
◎自分本来の姿を理解する
◎他人を理解する
先人の智慧として
・宿曜占星術→自己限定を外して、本来の魂のテーマである天職は何なのかを理解する。
・四柱推命→今世の本質から性格・運勢・才能・時期判断を理解する。
・九星気学→生まれながら持った気質であり、先天的な才能を理解する。
・十干→接し方や普段の行動特性であり、自身の気性を理解する。また人格の核となる気性を現す。
・十二支→第一印象であり、周囲から見られている印象を理解する。また適職や時刻ごとのやるべきことを現す。
などの手法で自己の強み弱みを理解して、反省を促し、他人の強み弱みを理解して合わせる方法を知ることができます。
また、九星気学では相生相剋を教えてくれ、
相性の良し悪し、相性が悪い場合の対策として間に関係を取り持ってもらうことを教えてくれています。
孫氏の兵法にも、
時を知り、自分を知り、相手の特性を知れば、百戦危うからずとあります。
他人とは争う必要はありませんが、自他共に幸せをなるという発想で学び、自他を理解し、言動が取れれば、この世からイジメ、ケンカ、戦争がなくなるかもしれへん。
最後に吉田松陰先生のお言葉で『天の才を生ずる多かれど』とあります。
『神様から授かった才能を持って生まれた人は多い。しかし才能を磨き自分のものとするのは難しい』
という考えを残しています。
江戸時代末期から明治初期までは
これらの考え、教えを學んでいたことが分かりますね。
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未来産業では、子ども全入時代へ変化する時代
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令和7年となり、厚生労働省が示していた「需給バランス」の転換点になる年度のスタートになりました。

実際には、既に
「1号認定が集まりにくくなった」
「0・1歳の入園者数が減った」
「4月1日の年度始めに未満児の定員割れを起こしている」
「保育士が採用できないから児童受け入れできない」
という法人が全国的に増えてきています。
「園児全入時代」となり、保護者の視点から見ると「仕事中に預かってくれている」という基本的価値から「こどもの成長を実感できる」という付加価値へとニーズは変化していき、園の取り組みを棚卸して可視化され、SNSやHP等で様子が見られる園に園児が集中する時代になっていきます。

言わば、人気と不人気の園に明暗が分かれる時代になってきました。
例えば、日本一高い山はなんでしょうか?
ご覧いただいている皆様が「富士山」と答えられるのではないでしょうか。
では、2番目に高い山は?
教養のある皆様はご存知かと思いますが、保護者に聞いてみるとわかりますが、
1番と2番の“認知の差”はかなり大きいです。
私は、化粧品の制度品メーカーで勤めていた時期がありました。
資生堂の認知力・売上・利益率に、コーセー・カネボウ・花王は追いつくことができず、「業界」1番や「限定したエリア」で1番になれば、生産性が高まります。
実際に、私の息子が通う園は、タクシー運転手に「○○幼稚園にお願いします」といえば、よくご存知であり、道案内せずとも連れて行ってくれます。
そして案の定、1号枠・2号枠も満員のため、皆が入れない状況になっており、「早期に未就園児教室にいってみよう」というつながりを考える保護者も多くいます。
また保育教諭の採用は、グループ園含めて、夏までには終えており、昨年知り合いの新卒保育士を10月に紹介しましたが、「ないとは思いますが辞退がない限り採用できない」と言われたようです。
市内でも子育て家庭は、一番の認知力がある園なのですが、
ひと・もの・かね・情報の全ての経営資源で優位性を持てるため、法人が推進したいことにフォーカスしやすく、結果的に誰も寄せ付けない領域へとプラスのスパイラルが生まれています。

そして、『保育園・こども園全入時代』で考えるべき法人運営、保育士個人の育成についても変わっていきます。
①法人運営については、普段やられている保育・教育活動の「原因と結果」を明確にして、保育・教育の質を高める取り組みと、最も得意な領域を保護者が求める形でコミュニケーションしていく2つが重要です。
「原因と結果」を明確にするとは、普段やっている保育・教育活動で
例えば、乳児保育の基本的生活習慣の確立で「寝る・食べる・遊ぶ」において、こどもが愛着を持って、生活できる環境(結果)が整えられている活動内容(原因)を明確にする。
音楽や運動、知育プログラムに特徴があるのであれば、
リズム感や運動神経、発想力やIQなどの結果が出ているこどもに共通している刺激(保育従事者の言動)は何なのか、またその刺激(教育・保育活動)の回数や頻度、コミュニケーション方法などで質を変えた際に、こどもの反応(結果)がどのように変わるのか検証していく必要があります。

保育園の事例は、避けますが同一法人で運営している介護施設では、「安全に移動してレクリエーションに参加する」「介護福祉士が腰痛にならない」という利用者と職員の視点にたって、利用者が移動する際の留意点をまとめた資料が上記になります。
これを保育園やこども園、幼稚園でやっている保育・教育活動の業務内容ごとに成果の高いプロセスをまとめていき、保育従事者のスキルの基準を明確にする、品質を高める取り組みをしています。
また、これら内部でシステム化できたとしても、こどもがどのように成長しているのか地域の方達に発信しない限り、子育て家庭の感動は生まれません。
「どのような成長」を園に通うこどもがしているのか、園児募集の説明会であったり、在園児用ブログであったり、地域用のSNSのそれぞれで発信していくことで、ようやく「この園は1番すごい!!」と保護者も認知、感動を覚えていきます。
長くなりましたが、「園児全入時代の経営」はこれまでと全く違った精度で取り組みを可視化、ナレッジマネジメント(共有)していくプロセスを整えていく必要があります。
時代が変わりゆく中で
DAY1「時流を知り、次なるチャンスを見極める」
DAY2「園児全入時代の経営戦略」
DAY3「多様化する働き方に合わせた制度構築で応募数を増やす保育士採用」
DAY4「こども全入時代の園児募集の取り組み」
DAY5「法人・組織全員で保育・教育の質を向上する本部機能づくり」
DAY6「自立型職員(保育士)を育てる教育環境とマネジメント」
とこれから経営環境を整えていただく内容を全6日間に渡り、お伝えしていきます。
全6日間で以下のことが理解でき、運用することができるようになります!
DAY1 「2025年の時流予測」
2025年5月27日(火)『子ども・子育て支援情報公開化時代の経営』
以下の方が理解、活用いただけます!
☑️こども家庭庁が推進するICTからワンスオンリー化で変わるデジタル対応
☑️「こども・子育て支援情報の公開化」で保護者、保育士から見られる変化
☑️こども誰でも通園制度は誰がすべきなのか?
☑️処遇改善等加算の一本化で損をしてしまう園、準備すべきこと
☑️保育士の生産性を高めるナレッジマネジメント
☑️働きやすい職場環境の整備(ICT化、事務負担軽減、シフト柔軟化)
DAY2「経営戦略」
2025年6月11日(水)『保育・教育の質強化に集中するデータ・ドリブン経営』
以下の方が理解、活用いただけます!
☑️市場環境の変化と今後の課題
☑️経営管理とKPI管理で情報の見える化をするポイント
☑️競争優位性を確立するポイント(選ばれる園づくり)
☑️中長期経営計画の策定(3年・5年・10年計画)
☑️財務計画や損益分岐を管理するためにみるべき5つの項目
☑️データ活用による経営改善(定員管理・収支分析の強化)
DAY3「採用戦略」
2025年7月11日(金)『働き方の制度構築から抜本的に取り組み応募数を増やす仕組み』
以下の方が理解、活用いただけます!
☑️保育士から応募が多い法人における3つの共通点
☑️保育士さん個々のライフステージに合わせた働き方ができる就業制度構築
☑️人材紹介会社に頼らず、強化すべき2つの採用ルート
☑️求職者と電話が繋がらない!園見学へ誘導する求人票の作り方
DAY4「園児募集戦略」
2025年8月8日(金)『子ども全入園時代の地域一番化と初期接点強化』
以下の方が理解、活用いただけます!
☑️クチコミと問い合わせが増える魔法のツール
☑️ブランド力を高める特長の策定
☑️オンライン集客とデジタルマーケティング
☑️園の価値観に合う保護者が集まり信頼関係を構築する3つの取り組み
☑️入園希望と願書購入が増える園見学・説明会のポイント
DAY5「本部機能最適化」
2025年9月9日(火)『職員(人財)の質を高める本部管理・本部機能づくり』
以下の方が理解、活用いただけます!
☑️不適切保育が叫ばれる中のリスクマネジメントの強化
☑️人財の育成状況と計画を可視化する ICT化・業務効率化
☑️優秀な人財には結婚・出産後も残ってもらう仕組みと業務内容
☑️園長会議の質を高めるナレッジマネジメントの方法
☑️理事長・代表の右腕となる保育士をトップリーダーに育成する方法
DAY6「人財育成」
2025年10月7日(火)『自ら成長する保育士を育てる人財育成の仕組化』
以下の方が理解、活用いただけます!
☑️ひとり一人の個人の特性を掴んだ人財育成の方法
☑️キャリアビジョンを描かせる仕組みづくり
☑️「指示待ち」から「自ら考える」思考へのシフト
☑️自発的に学ぶ文化をつくる
☑️「給与さえもらえれば良い職員」への意識改革
日程は、
2025年5月27日(火) DAY1 「2025年の時流予測」
2025年6月11日(水) DAY2「経営戦略」
2025年7月11日(金) DAY3「採用戦略」
2025年8月8日(金) DAY4「園児募集戦略」
2025年9月9日(火) DAY5「本部機能最適化」
2025年10月7日(火) DAY6「人財育成」
となっており、全日程13:30〜16:30となります。
※資料の多さから一部30分延長の場合もありご了承ください!
開催は、zoomによるオンライン配信となるため、オンライン環境があれば
誰でも、いつでもご参加いただけます!
もし、当日参加できなくても後日配信もありですので、振り返りや他職員への情報共有もあいやすくなっております。
研修費:
各回15,000円/法人
全6回60,000円/法人
研修テキストと当日zoomアドレス(後日動画)の配信:
以下の研修お申し込み後に請求書をお送りするご連絡をメールで差し上げます。
入金確認のご案内を行う際に、配信を予定しております。
※研修7日〜10日前を目処に配信を開始する予定です。
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