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園児全入園時代の経営管理 固定費の変動費化

  • 執筆者の写真: 未来産業株式会社
    未来産業株式会社
  • 7月7日
  • 読了時間: 14分

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2024年全国48法人54名の理事長・代表・管理職が参加した全6日間の人気の経営改革研修を開催


【研修のお申し込み】


対象者:以下に1つでも当てはまる法人はご参加ください

◻︎2025年の情報公開化で変化する運営・経営環境に対応していきたい

◻︎結果の分析やデータ管理、データ処理などの経営管理が苦手である

◻︎あらゆる求人媒体を活用するが保育士の応募が一向に増えない

◻︎地域の子どもが減少傾向、0・1歳児の入園者数が減少傾向にある

◻︎新入職員の育成や組織一体化が年々難しくなっていると感じている

◻︎ミドルマネジャー、マネジャーの育成、意識変革に困っている

を実感されているの法人運営・経営に関わる理事長(代表)、管理職、管理職候補者


開催日程:各日程13:30〜16:30


DAY1 「2025年の時流予測」

2025年5月27日(火)『子ども・子育て支援情報公開化時代の経営』


DAY2「経営戦略」

2025年6月11日(水)『保育・教育の質強化に集中するデータ・ドリブン経営』


DAY3「採用戦略」

2025年7月11日(金)『働き方の制度構築から抜本的に取り組み応募数を増やす仕組み』


DAY4「園児募集戦略」

2025年8月8日(金)『子ども全入園時代の地域一番化と初期接点強化』


DAY5「本部機能最適化」

2025年9月9日(火)『職員(人財)の質を高める本部管理・本部機能づくり』


DAY6「人財育成」

2025年10月7日(火)『自ら成長する保育士を育てる人財育成の仕組化』


開催地:zoomによるオンライン配信(後日配信もあり!)

※視聴にはインターネット環境が必要です


研修費

各回15,000円/法人

全6回60,000円/法人


研修テキストと当日zoomアドレス(後日動画)の配信:

以下の研修お申し込み後に請求書をお送りするご連絡をメールで差し上げます。

入金確認のご案内を行う際に、配信を予定しております。

※研修7日〜10日前を目処に配信を開始する予定です。

【研修のお申し込み】

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いつもお読みいただき、有難うございます。

未来産業の服部雄太(はっとりゆうた)です。


全国的に梅雨入りし、雨が目立つ時期になりました。



朝は子どもを幼稚園に送り届けていますが


服や靴が濡れないか心配なりながら送っています。



しかしながら、子どもの目線に立つと


普段とは違い、水遊びが外全体で出来る雨の日



水溜まりに入る子どもの楽しいという気持ちを見ていると


私も今までやっていなかったことをやってみよう等と思い起こすキッカケになります。

またこれまで、経営についてお話しさせていただきました。



経営とは少し離れるのですが、夏の選挙に向けて、自民党は「(赤字国債を発行しない範囲で)2万円の現金給付」を選挙公約として盛り込んでいます。

一人2万円徴収したものを国民に戻すということですが、結果的に自治体が事務負担を負うため、費用対効果は低いように感じます。

また国内(国民)向けには現在の総理大臣含めて、「日本財政(プライマリーバランス)は13兆円の赤字である」と公表しています。

しかし、海外(国債購入する外国)向けには、30兆円の黒字と発表しています。

本当は、海外向け公表の貿易や海外向けサービスの収支も入れた経常収支を見ていかなければならないのですが、なぜか国民向けには「お金がない」という発言が目立ちます。



このように私たちも財務諸表から経営を考えなければ真実は分かりませんが、経営戦略の最後となる成熟期時代に大切な経営の考え方である『固定費の変動費化』についてお伝えしていきます。


代表的な考え方は、


現在の保育や教育の質を担保できる状況下でのパート比率アップです。



もちろん、自治体によっては


常勤比率や常勤換算の考えにより限界値はありますが、重要な考え方は正職員や常勤が中心となる保育、教育活動に集中する環境を整えた上、公定価格上の配置基準を満たした上で、それ以外の職員を保育士パートや子育て支援員等のみなし職員パートを増やしていくことです。



ただし、パートについては、9時から14時までの希望者が比較的多いため、


活動中心時間の加配をどうするかが検討材料であり、


またこの集めやすい時間帯に、日常の保育活動の一部、事務業務、行事等の準備等、やってもらうことを明確にしておかなければ、パート比率を高めても本末転倒となりますので、パート職員の職務内容を今一度考えていく必要があります。



その他の人件費コントロールの考え方は、


◎本部業務を管理職者が兼任


◎経理や給与計算等の重要情報、個人情報の事務委託


というのが、これからの園児数の減少化では考えていくべき取り組み内容となっています。




次に一般的な財務諸表でいうと資産に当たる施設や設備の変動費化についてです。


資産をリースやレンタル、賃貸と変える施策ですが、我々幼保業界は基本的には、他の事業より優位的に土地や建物を賃貸しているケースが多いことや車両なども補助金を活用されているケースが多いと思いますので、


こちらはあまり対象になる法人さんは少ないのではないかと思います。



小規模保育園などは、


高い賃料を支払っている場合、(広さや坪単価の)よい条件があった場合には、(子どもの多い場所や競合性が弱い場所へ)よりよい立地を取っていくという意味でこの辺の固定費を削っていける可能性があります。



また、行事などの倉庫が必要であり、園の無駄スペースとなっている、レンタルスペース活用している等の場合、毎年使われていないものがないかで、そのスペースを作業や休憩スペースに変えていくことで職員の処遇改善にも繋がります。


次に、食材や教材などの消耗品に関する変動費化です。


こちらを購入数と使用数の乖離や年間契約、大量購入をしている法人さんが対象になりますが、


『画用紙などまた使うから姉妹園の分含めてストックしておくか』という管理からジャストインタイムで必要部分の購入申請、購入の流れを管理していく体制を整えていくことです。



またあまり物資購入の連携で活用は少ないですが、


社会福祉連携推進法人等、事務コストの一部補助が出る機能を活用して、地域の園なのか、協会の同士なのかで仕入れ単価を下げていくことができます。



これから過疎や離島等、


絶対園児数が増えない場合などには、


介護などをやられている社会福祉法人とセントラルキッチンを持つなど、食や食材の質を落とさないで(人件費を含めた)一食あたり原価を落とせる可能性を考えていくタイミングも出てくることでしょう。




次に、ICTやシステム費に関する変動費化です。

おそらくここまでやる必要があるのは、全国展開している株式会社立の保育園など、30施設以上を運営している法人さんが考えられることです。



現在、社内のイントラや管理システムを構築してしまっている場合関して、更新の際に結構莫大な費用がかかってしまっている場合、現在のシステム会社は比較的安価の月額料金で利用できるプラットフォームもでできているため、切り替えていくことや



外部研修を中心に保育、教育活動の質を向上している法人さんは、これらの研修体系を内製化、社内教育システム(動画フォルダ)を構築していくことで、更なる職員の資質向上へ繋げていくことです。




最後に、外部サービス利用の変動費化です。

現在直接資源や人を抱えている場合、外部委託していく一例です。

変動費化の例を見ていただきましたが、もちろん、これまでの取り組み、歴史(イコール信頼)で壊してはならないのは、コアコンピタンス(本質的な価値提供)が実現できなくなっては本末転倒です。


人件費の変動費化については、最も質の価値減少が考えられるため、極端に進めていくことが困難ですが、園児減少化、更に今後の公定価格減少下においては、これら固定費を変動費化していく中でも事業、運営成果が得られるものは何なのかを見極めながら進めていく時代となります。ことあたりについては、アーカイブ配信となりますがDAY2の経営戦略で、経営に関するKPIをお伝えしておりますので、参考にしてみてください。



未来産業では、子ども全入園時代へ変化する時代

子どもを発達・成長する「専門化(家)」として、どのように地域の子育て家庭、職員、今後入職する保育士さんと携わるべきか、今後の成熟期で推進すべき取り組みをまとめた研修を全6日間で行います。

研修の概要は「こちら」をクリック


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2024年全国48法人54名の理事長・代表・管理職・次世代リーダーが参加された経営改革研修を開催します!


令和7年となり、厚生労働省が示していた「需給バランス」の転換点になる年度のスタートになりました。

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実際には、既に

「1号認定が集まりにくくなった」

「0・1歳の入園者数が減った」

「4月1日の年度始めに未満児の定員割れを起こしている」

「保育士が採用できないから児童受け入れできない」

という法人が全国的に増えてきています。


「園児全入時代」となり、保護者の視点から見ると「仕事中に預かってくれている」という基本的価値から「こどもの成長を実感できる」という付加価値へとニーズは変化していき、園の取り組みを棚卸して可視化され、SNSやHP等で様子が見られる園に園児が集中する時代になっていきます。

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言わば、人気と不人気の園に明暗が分かれる時代になってきました。


例えば、日本一高い山はなんでしょうか?


ご覧いただいている皆様が「富士山」と答えられるのではないでしょうか。


では、2番目に高い山は?


教養のある皆様はご存知かと思いますが、保護者に聞いてみるとわかりますが、

1番と2番の“認知の差”はかなり大きいです。


私は、化粧品の制度品メーカーで勤めていた時期がありました。


資生堂の認知力・売上・利益率に、コーセー・カネボウ・花王は追いつくことができず、「業界」1番や「限定したエリア」で1番になれば、生産性が高まります。


実際に、私の息子が通う園は、タクシー運転手に「○○幼稚園にお願いします」といえば、よくご存知であり、道案内せずとも連れて行ってくれます。


そして案の定、1号枠・2号枠も満員のため、皆が入れない状況になっており、「早期に未就園児教室にいってみよう」というつながりを考える保護者も多くいます。


また保育教諭の採用は、グループ園含めて、夏までには終えており、昨年知り合いの新卒保育士を10月に紹介しましたが、「ないとは思いますが辞退がない限り採用できない」と言われたようです。


市内でも子育て家庭は、一番の認知力がある園なのですが、

ひと・もの・かね・情報の全ての経営資源で優位性を持てるため、法人が推進したいことにフォーカスしやすく、結果的に誰も寄せ付けない領域へとプラスのスパイラルが生まれています。

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そして、『保育園・こども園全入時代』で考えるべき法人運営保育士個人の育成についても変わっていきます。


①法人運営については、普段やられている保育・教育活動の「原因と結果」を明確にして、保育・教育の質を高める取り組みと、最も得意な領域を保護者が求める形でコミュニケーションしていく2つが重要です。


「原因と結果」を明確にするとは、普段やっている保育・教育活動で

例えば、乳児保育の基本的生活習慣の確立で「寝る・食べる・遊ぶ」において、こどもが愛着を持って、生活できる環境(結果)が整えられている活動内容(原因)を明確にする。


音楽や運動、知育プログラムに特徴があるのであれば、

リズム感や運動神経、発想力やIQなどの結果が出ているこどもに共通している刺激(保育従事者の言動)は何なのか、またその刺激(教育・保育活動)の回数や頻度、コミュニケーション方法などで質を変えた際に、こどもの反応(結果)がどのように変わるのか検証していく必要があります。

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保育園の事例は、避けますが同一法人で運営している介護施設では、「安全に移動してレクリエーションに参加する」「介護福祉士が腰痛にならない」という利用者と職員の視点にたって、利用者が移動する際の留意点をまとめた資料が上記になります。


これを保育園やこども園、幼稚園でやっている保育・教育活動の業務内容ごとに成果の高いプロセスをまとめていき、保育従事者のスキルの基準を明確にする、品質を高める取り組みをしています。


また、これら内部でシステム化できたとしても、こどもがどのように成長しているのか地域の方達に発信しない限り、子育て家庭の感動は生まれません。


「どのような成長」を園に通うこどもがしているのか、園児募集の説明会であったり、在園児用ブログであったり、地域用のSNSのそれぞれで発信していくことで、ようやく「この園は1番すごい!!」と保護者も認知、感動を覚えていきます。


長くなりましたが、「園児全入時代の経営」はこれまでと全く違った精度で取り組みを可視化、ナレッジマネジメント(共有)していくプロセスを整えていく必要があります。


時代が変わりゆく中で

DAY1「時流を知り、次なるチャンスを見極める」

DAY2「園児全入時代の経営戦略」

DAY3「多様化する働き方に合わせた制度構築で応募数を増やす保育士採用」

DAY4「こども全入時代の園児募集の取り組み」

DAY5「法人・組織全員で保育・教育の質を向上する本部機能づくり」

DAY6「自立型職員(保育士)を育てる教育環境とマネジメント」

とこれから経営環境を整えていただく内容を全6日間に渡り、お伝えしていきます。


全6日間で以下のことが理解でき、運用することができるようになります!


DAY1 「2025年の時流予測」

2025年5月27日(火)『子ども・子育て支援情報公開化時代の経営』

以下の方が理解、活用いただけます!

☑️こども家庭庁が推進するICTからワンスオンリー化で変わるデジタル対応

☑️「こども・子育て支援情報の公開化」で保護者、保育士から見られる変化

☑️こども誰でも通園制度は誰がすべきなのか?

☑️処遇改善等加算の一本化で損をしてしまう園、準備すべきこと

☑️保育士の生産性を高めるナレッジマネジメント

☑️働きやすい職場環境の整備(ICT化、事務負担軽減、シフト柔軟化)




DAY2「経営戦略」

2025年6月11日(水)『保育・教育の質強化に集中するデータ・ドリブン経営』

以下の方が理解、活用いただけます!

☑️市場環境の変化と今後の課題

☑️経営管理とKPI管理で情報の見える化をするポイント

☑️競争優位性を確立するポイント(選ばれる園づくり)

☑️中長期経営計画の策定(3年・5年・10年計画)

☑️財務計画や損益分岐を管理するためにみるべき5つの項目

☑️データ活用による経営改善(定員管理・収支分析の強化)



DAY3「採用戦略」

2025年7月11日(金)『働き方の制度構築から抜本的に取り組み応募数を増やす仕組み』

以下の方が理解、活用いただけます!

☑️保育士から応募が多い法人における3つの共通点

☑️保育士さん個々のライフステージに合わせた働き方ができる就業制度構築

☑️人材紹介会社に頼らず、強化すべき2つの採用ルート

☑️求職者と電話が繋がらない!園見学へ誘導する求人票の作り方


DAY4「園児募集戦略」

2025年8月8日(金)『子ども全入園時代の地域一番化と初期接点強化』

以下の方が理解、活用いただけます!

☑️クチコミと問い合わせが増える魔法のツール

☑️ブランド力を高める特長の策定

☑️オンライン集客とデジタルマーケティング

☑️園の価値観に合う保護者が集まり信頼関係を構築する3つの取り組み

☑️入園希望と願書購入が増える園見学・説明会のポイント



DAY5「本部機能最適化」

2025年9月9日(火)『職員(人財)の質を高める本部管理・本部機能づくり』

以下の方が理解、活用いただけます!

☑️不適切保育が叫ばれる中のリスクマネジメントの強化

☑️人財の育成状況と計画を可視化する ICT化・業務効率化

☑️優秀な人財には結婚・出産後も残ってもらう仕組みと業務内容

☑️園長会議の質を高めるナレッジマネジメントの方法

☑️理事長・代表の右腕となる保育士をトップリーダーに育成する方法



DAY6「人財育成」

2025年10月7日(火)『自ら成長する保育士を育てる人財育成の仕組化』

以下の方が理解、活用いただけます!

☑️ひとり一人の個人の特性を掴んだ人財育成の方法

☑️キャリアビジョンを描かせる仕組みづくり

☑️「指示待ち」から「自ら考える」思考へのシフト

☑️自発的に学ぶ文化をつくる

☑️「給与さえもらえれば良い職員」への意識改革



日程は、

2025年5月27日(火) DAY1 「2025年の時流予測」

2025年6月11日(水) DAY2「経営戦略」

2025年7月11日(金) DAY3「採用戦略」

2025年8月8日(金) DAY4「園児募集戦略」

2025年9月9日(火) DAY5「本部機能最適化」

2025年10月7日(火) DAY6「人財育成」

となっており、全日程13:30〜16:30となります。

※資料の多さから一部30分延長の場合もありご了承ください!


開催は、zoomによるオンライン配信となるため、オンライン環境があれば

誰でも、いつでもご参加いただけます!


もし、当日参加できなくても後日配信もありですので、振り返りや他職員への情報共有もあいやすくなっております。


研修費

各回15,000円/法人

全6回60,000円/法人


研修テキストと当日zoomアドレス(後日動画)の配信:

以下の研修お申し込み後に請求書をお送りするご連絡をメールで差し上げます。

入金確認のご案内を行う際に、配信を予定しております。

※研修7日〜10日前を目処に配信を開始する予定です。

【研修のお申し込み】




 
 
 

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