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保育園M&A 今、買い時?売り時?

  • 執筆者の写真: 未来産業株式会社
    未来産業株式会社
  • 2020年11月15日
  • 読了時間: 1分

最近、増えてきているご相談は、


●保育園を買いたいと考える株式会社の保育事業者やここ3年で参入した事業者


●ここ7年くらいの実績で保育園数を伸ばしたり、認可保育園を開園してきた保育園を売りたいと考える株式会社


から保育園のM&A事情についてです。


第一回目の今回は、

適正な売買額についてです。


現在の買収額を見てみると営業利益の3〜10倍と幅広く適正価格があってないようなもの。


社会福祉法人のMAは表面に出てくることがなく、自治体同士で調整していたりしますが、


株式会社の株式譲渡や事業譲渡は、

案件(園数が多い)により売却額が決まったり適正価格がありません。


私がアドバイスするのは、

①その場に保育園ができる見込みの数

②その場に住む子育て家庭のトレンド

を読み解き、何年事業ができるのか、

妥当性を判断して、買収金額を決めることです。


園数が多い案件に多いのは、

①競合がまだ増える環境で②子育て家庭が減ってきている自治体

の売却もあり、高い買い物になる可能性があるため、買い手は冷静に判断しなければなりませんね。


売り手については、

全国的なマクロで考えると令和4年が保育所開設のピーク、頭打ちでしょうからこのタイミングで話をまとめていく方が良いでしょう。


次回は、デューデリについてお話ししましょう。



 
 
 

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