保育園・幼稚園における新コロナウィルス感染対策
- 未来産業株式会社

- 2020年3月12日
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神戸市や京都市の認定こども園の職員や子どものコロナウィルス感染が発生しました。
集団生活する福祉施設では、
発生リスクは大きくあり、今後起きる可能性がどこの園にもあります。
対策に乗り出している施設では、
大きく2点の対策をしています。
①子どもからの園内感染予防
厚生労働省は、家庭内で以下のような方針を出しています。
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1.感染者と他の同居者の部屋を可能な限り分ける 2.感染者の世話をする人は、できるだけ限られた方(一人が望ましい)にする 3.できるだけ全員がマスクを使用する 4.小まめにうがい・手洗いをする 5.日中はできるだけ換気をする。 6.取っ手、ノブなどの共用する部分を消毒する 7.汚れたリネン、衣服を洗濯する 8.ゴミは密閉して捨てる
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保育園でできることは、
「3、4、5、6、7、8」については衛生管理を今一度強化して、よい習慣を身に着けていけるよう危機管理意識を高めていく。
また、感染者をいち早く認知できるように、保護者の勤務状況を以下のように区分して、把握していくことで、「2」の対策を打てるようになります。
C:在宅・リモート勤務
B:通常勤務(時間差出勤)
A:通常勤務(全員勤務)
S:出張・渡航勤務あり
Cの場合、感染しているリスクは低く、下のSになるほど感染のリスクが高くなり、保護者が現状の勤務体制を把握することが大切です。
②職員からの園内感染予防
保育園の職員がライブハウスなど、密閉空間にある集団の場で感染する可能性があるため、職員にも意識づけが必要となります。
専門家会議では、
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新型コロナ 集団感染防止 3条件避けて
(1)換気悪い(2)密集(3)手届く距離で会話
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を避けるようにとあります。
職員の生活を制限するわけではありませんが、
これまで子どもは感染しにくいという考えでありましたが、小さな生命にも感染することが確認されましたので、子ども達を救済するためにも、
感情を抑え、冷静に判断し、行動した方が自身の感染も抑制することができる意識づけを行う。
また、この3つを兼ね備える場は、どのような場所が想定されるのか30分程度でワーク・発表を行うことで、組織全体の意識づけを行っていきましょう。
我々、福祉施設から感染を起こさないように今一度、意識を高めていきましょう。


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