園児募集力を高める「他園と差別化するための8つの要因」
- 未来産業株式会社

- 2024年1月27日
- 読了時間: 3分

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2024年3月26日(火)
保育園・幼稚園経営 令和6年度 時流予測オンライン研修開催!!
参加費:5,000円(税抜)
申込は以下のアドレスへ
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前回は、現在ある園の未来を予測する方法についてお伝えしましたが、
詳しくは、巻頭にある「定員充足100%を超える園児募集法」
でお伝えしていきますので、オンライン研修会でじっくりと分析ポイントを
お伝えしていければと思います。
2回目の今回は、「予測した未来」からどのような対策を行うのか、
よいフレームワークがあるため、ご紹介したいと思います。
少し、皆様とショッピングに繰り出したいと思います。
最新の洗濯機がほしいとしましょう。
A商品とB商品を比較して、どちらの方が良いとなるでしょうか?
多くの場合は、価格や品質になるのですが、次に重要なのがその価格や品質が他社とどの程度差があると「A商品にしよう!」と決定するかご存知でしょうか?
そこで、「1.3倍の法則」と「1.7倍の法則」という考え方があります。
こちらも価格の分岐点が起因しています。
1.3倍の法則とは、例えば1mの長さの棒を1.1m、1.2m、1.3mに伸ばしたときに、8割くらいの人が1.3mのときに長くなったと感じます。
これを面で考えると、1.3m×1.3m=1.69倍で1.7倍になると人は大きく変わったと感じるのです。
価格的な差別化要因として、A商品とB商品に1.3倍以上の差があるならば、高いや安いと感じる影響を及ぼします。
また、性能や質(例えば省エネに関する電気代等)についても1.3倍以上の差があるならば、性能が良いや悪いと感じる影響を及ぼします。
この科学的な差を感じるというのを頭の隅に置いていただき、上記の「他園と差別化するための8つの要因」について考えていきたいと思います。
・立地
・商圏人口
・主要駅からの距離、交通事情
・周辺に学校や子育てしやすい環境、公園が整っている
・規模
・定員数、在園児数
・園舎、園庭の広さ
・事業収入の多さ
・保育士や調理職員の人数の多さ等…
・ストアロイヤリティ
・法人や施設の歴史
・表彰歴等…
・商品力
・保育内容、教育内容(子どもの成長)
・保護者サービス(保護者の安心)
・教育プログラム(習い事要素がワンストップで提供)
・担当する保育士の資質
・販促力
・法人サイトの掲載順位
・ホームページやSNSフォロワー数
・未就園児教室や子育て支援事業の企画
・接客力
・有資格者が在籍しているか
・園案内が子どもの活動と結びつけて紹介できる
・入園後に保護者が体験する子どもの成長を実感する
・価格力
・保育料(2・3号は差別化できない)
・その他サービス料(おむつ無料等)
・固定客化
・5回以上の一時預かり人数
・未就園児教室や子育て支援事業のリピート参加人数
・弟妹入園数
これら8つの内容が5km圏内の近隣にある保育園、幼稚園、こども園等がどのようになっているか分析すると「ここは勝る点であり、強化ポイントである」という差別化するための今後の取り組みが見えてきます。
次回は、「他園と差別化するための8つの要因」のすぐに変えられる点、すぐにわ変えられない点のポイントについてお伝えしていきたいと思います。


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