待機児童ゼロ時代の保育園経営とは?
- 未来産業株式会社

- 2020年3月10日
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本日は、九州で認定こども園8園、保育園2園、児童館3か所、学童1か所を運営する法人様のコンサルティング
園数も多いため、各園の園長、主任が一同に集まり、
「経営課題」について一緒に考えています。
保育園運営において、重要な「経営課題」とは何でしょうか?
保育業界は、労働集約型の事業であり、また子どもを教える仕事でもあります。
やはり、「法人の成長 = 職員の成長 → 子どもの成長 =保護者の満足」という方程式を実現しなければなりません。
こちらの法人様は、
園長と主任が主体となり「採用活動」と「職員育成」の計画立案から実行、再計画、アプローチの改善とPDCAサイクルを回すことができる優秀な人財が育ってきています。
採用活動では、
今年の4月に3園のこども園を開園することもあり、80名を超える採用が実現できました。
この人材採用難時代に素晴らしい成果です。
また、職員育成は、新卒入社が30名を超えるため、
・本部で行う研修会により、園の垣根を超えたコミュニケーション(関係性)を構築
・園単位でスキルアップできるようパートナーとなる先生と一緒にスキルアップシートに基づいて育成する
知識で理解し、実践をサポートする体制が園長、主任の皆さまによって企画されて行っています。
なにより素晴らしいのは、
経営課題を理事長が検討するのではなく、現場のことを良く知っている園長、主任が経営者の発想を持って仕事できるのが大変すばらしいです。
これから待機児童が解消された後に、
起こるのは、「職員の人余り」です。
保育士もこれから“人を格める”ことを大切に考え、「子どもさえ見れればいい」という考えではなく、「私は園経営を行うことができる」そのような人財を育てていかなければなりません。
特に、職員数が30名を超えている法人は、そろそろ理事長の右腕、左腕を育てていかなければならない時代に入ってきました。


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